スミダ(6817)
スミダコーポレーションは車載用、通信用、産業用のコイル製造会社です。
12月決算の会社で4月発表の1Q決算は、EV向け、太陽光設備関連が絶好調で営業利益は+165.8%でした。かなりの好決算でした。
ところが5月に約20%希薄化の公募増資を発表し、株価が一時1,300円割れまで急落。公募増資で得た資金は成長への投資に使われるので、コイル製品の需要の高さから考えると、中長期投資であれば急落前の株価を目標に投資するのもありですね。
皮算用をすると、仮に1,350円で取得したとして1,650円になれば₊22.2%です。キャピタルゲインを狙いつつ、高配当なのでインカムゲインもゲットするローリスク・ミドルリターンの銘柄だと思います(1,270~1,370円ぐらいであれば)。
公募価格は1,293円でした。
経験則から1,300円ぐらいなら比較的割安かなと考えます(あくまで自己責任)。
電算システム(4072)
かなりマイナーな銘柄です。電算システムホールディングスは情報処理サービスや収納代行などを事業としている会社です。
12月決算の会社で5月に発表された1Qは、売上高が+23.5%、営業利益が+94.1%という好決算でした。それでいて、通期予想(営業利益+14.2%)を修正しなかったので期中に上方修正があると考えるのが定石です。
(ヤフーファイナンス)株価は大きく値上がりしてしまいました。3,200~3,300円ぐらいが短期的な上昇の限界だろうと予想してましたが、あっさりと予想していた株価を上回ったので手を出さないことにしました。
この経験から得た教訓がこちら!
12月決算銘柄の1Q好決算後は狙い目。通期を修正していない銘柄は特に。
プレミアグループ(7199)
個人に人気の銘柄です。中古車販売は多少景気が悪くともある程度は売れますから、ライバルが出現するよりはましです。中計を修正しているとはいえ、現時点では安定成長しています。
とある機関が急激に処分して株価は一方通行下げでしたが、最近は1,570~1,650円ぐらいで比較的安定しています。ボックス相場みたいな動きがよくあるので、長期で1,000円上を狙うよりも、短期売買を繰り返して1,000円幅を得るほうが早い可能性が高いです(※売買が上手な人の場合)。
買値によってリスクは変わるわけですが、1,500円台後半ぐらいであればミドルリスク・ミドルリターンの銘柄だと考えます。