今週の相場は前半に急騰し、金曜日に急落しました。
週間では日経平均株価は先週末日94円54銭高(0.35%高)の27,199円74銭でTOPIXは16.35高(0.86%高)の1,915.4でした。決算の悪かった東ソー、トヨタ、大阪ガスは急落しました。
保有株の状況 11月4日
今週の資産はほんのちょっとの下落でした。
円安で外国株が買いにくく、日本株だけに投資しています。
上昇率上位
三井物産12.11%
伊藤忠4.96%
稲畑産業3.19%
伊藤忠4.96%
稲畑産業3.19%
【三井物産】
23年3月期連結純利益予想を8,000億円から9,800億円(前期比7.1%増)に引き上げ。ドル・円レートを1ドル135.3円から140円に、原油価格を上期の1バレル=109ドルから下期は85ドルに引き下げ。
配当は中間65円、期末65円の年間130円に10円の増額。
自己株取得枠設定は上限6,000万株(3.8%)・1,400億円で、期間は11月2日から2023年2月28日まで。
【伊藤忠】
2022年4-9月期連結純利益は4,830億円(前期比3.5%減)、通期予想は8,000億円で据え置き。先進国の金融引き締めの影響を考えて下期は慎重な姿勢。
下落率上位
大阪ガス6.57%
東ソー5.78%
トヨタ2.22%
【大阪ガス】
そりゃ、下がるわな。
23年3月期第2四半期の連結最終損益は297億円の赤字でした。通期の純利益予想を315億円から290億円に下方修正しました。
2,060円以下はお買い得かなと思ってるのですが、どうなることでしょうか。
【東ソー】
この株価水準から落ちるとは呆れる。
売上高は1兆1300億円から1兆1100億円(20.8%増)、最終利益は740億円から660億円(38.9%減)に下方修正。ナフサ価格や海外製品の市況下落や、石炭価格情報、クロル・アルカリ事業における交易条件の悪化が利益を押し下げました。
1Q時点でクロル・アルカリがキツイようなことが書いてあったので、悪いだろうとは思っていたけど想定よりちょい悪でした。
高配当ってこともあり保有し続けます。
来年1,900~2,000円ぐらいで利確したいなぁ。
【トヨタ】
23年3月期第2四半期決算は、連結経常利益が5,628億円(25%減)でした。円安効果で3,700億円の増益があったものの、資材価格高騰の影響で打ち消され、労務費増やロシア生産撤退の影響なども響きました。
通期予想は税引前利益を3兆3400億円(前期比16%減)に700億円引き上げ。
自己株取得枠の設定は上限1億1000万株(0.8%)・1500億円で期間は11月2日から2023年5月12日まで。
ポートフォリオ 銘柄別
保有株は稲畑産業が3割、以下、三菱瓦斯化学、三菱UFJと続いています。
先週に比べて、アステラス製薬と住友電工がなくなり、大阪ガスが100株増えています。
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今週の利益確定(税引前)
アステラス製薬 2,350円
住友電工 4,600円
稲畑産業 10,500円
大阪ガス 1,300円
計18,750円
今年10月までの配当金
受渡日ベースです。
3月と6月だけという酷さ。
基本的に3月決算銘柄に投資してるので6月の配当が多いのは当たり前なんですが、来年からは少し分散していこうとしようと思っています。
まとめ
決算が良いか悪いかで天国か地獄かハッキリします。
暴落の憂き目に遭った「東ソー(4042)」
この程度の下方修正なんて織込んでると思われていた株価(1,600円付近)でしたが、織込んでなかったんかい!!
11月8日はアメリカの中間選挙の投開票日。
中間選挙の翌年のダウ平均は上がりやすいとされています。理由は、再選に向けて積極的な政策をするだろうとの期待です。
10日はCPI(消費者物価指数)の発表があります。慣れてきてるので相当な上振れでもない限り大丈夫でしょ、たぶん。
原材料費高騰の影響がえげつないんだなと思い知らされた週となりました。